ものの価値ってなんだろう?
誰かに何かを提供するとき、どうやってその価格を決めていますか?
経済学者がひもとく本質的な考え方を知って、ものの本当の価値をここで立ち止まって一緒に考えてみましょう🧸
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それ自体になんの価値がないものが
交換可能な価値を持ったとき
無から有が生まれる
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ガソリンの値上がりや食品の値上がりが身近で起こっている現象ですが
ものの価値を考えたとき、現在の資本主義では貨幣の価値とはなにかを考えるとその本質がみえてきます。
もともと物と物を交換するために生まれたのが貨幣です。
だけど現代では私たちは貨幣そのものを欲望するようになりました。
それでは貨幣の価値の根拠はどこにあるのでしょうか?
💰貨幣=最も純粋な投機?
物としては役に立たない貨幣を、なぜ私たちは欲望するのでしょうか?
実は私たちはそれを誰かに手渡すことを期待してそこに価値を見出しています。これが貨幣を投機として利用しているといえる理由だと経済学者 岩井克人氏は説いています。
🤝マネーの本質は目に見えない「信頼の関係」
もともと価値がなかったものに対して、そこに人々が価値があると信頼をするからそのものの価値が初めて生まれます。
経済学の父マルクスが説いていたように、要するいに、お金の価値とは他者いわば社会が決めていると考えられるのです。
🧸売り手側と買い手側で価格には正確な同意が必要
経済学者トーマス・セドラチェクは、価格はわかりやすいが価値とは謎だと説いています。
そもそも取引と言うのは、お互いが商品にみいだす価値には差がないといけないわけです。
例えば売り手はペンの価値が価格より低くないと売らないですよね。一方買い手にとってはペンの価値が価格より高いから買うわけです。
また買い手側のそれぞれ好みによってもそのペンの価値が変わる。
要するに、
価値は主観的であり
価格は客観的である
といっています。
社会学者マルクスの価値形態論という論説の中では商品と貨幣を区別できなかったのですが、岩井克人氏はそれに対して、貨幣の価値が無根拠であると結論づけています。
🙋♀️簡単にまとめると、
私たちがそこにあるものに価値を見いだすから初めてそのものの価値が決まります。
よって貨幣やものの価値の共通の本質は、私たちの中にある目にみえない「信頼の関係」だということがいえるようです。
誰かに何かを提供する時はもちろんのこと、何かを購入したり選び取るときにこの本質的な考え方を思い出せば、そのサービスやものの本質的な価値がみえてきそうです🧸
岩井克人氏
経済学者。東京大学名誉教授、国際基督教大学特別客員教授。
📚著書 「貨幣論」「社会はこれからどうなるのか」「経済学の宇宙」
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